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コーラとペプシが消える日がくる? その原因はスーダンにあった

世界有数の飲料ブランドが危機に陥る可能性が噂されています。

コカ・コーラとペプシが飲めなくなってしまうかもしれない、というのです。

コーラやペプシの特徴でもある「黒い色」。
これの元となっているのが、アラビアゴムノキから取れる「アラビアガム」という物質。この「アラビアガム」が入っていないと、甘味料が沈殿してしまい、黒い色にならないのだといいます。

この「アラビアゴムノキ」の世界一の生産国はスーダン。
世界の生産量の半分を占めており、その品質も最上級です。

しかしこのスーダンが問題になっているのです。
スーダンの経済状況は破たんしており、事実上政府が存在していないようなものなのだとか。スーダン大統領は、大量虐殺の罪で国際手配されており、国際経済も危機的状況にあるようです。

さらに、ここ数年の地球温暖化でアラビアゴムノキ自体が減少しているにも関わらず、需要数に変化はなく、ただでさえ輸入が難しい状況になりつつあるのです。2000年以降、2度もイナゴの大群に襲われ、多くのアラビアゴムノキが失われるということもありました。

現在の状況が長引けば、アラビアゴムノキが減少してしまうのはもちろん、アラビアガムが使用できなくなり、コーラやペプシが生産できなくなってしまうというわけなのです。

そうなると、日本にももちろん大きな影響を与えますが、コーラ依存症とも言われるアメリカ人はどうなってしまうのでしょうか。アラビアガムに変わる、新たな成分の開発を急いだ方がいいかもしれませんね。

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