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千代田区 野良猫の殺処分ゼロ その秘密は?

東京都千代田区が「猫殺処分ゼロ」を継続していて、全国の各自治体から注目を集めています。

もともと千代田区は、皇居や国会議事堂周辺など、緑が多く野良猫が非常に多かった地域です。他の自治体では、毎年多くの猫が殺処分されているというのに、なぜこの千代田区だけが長期にわたって「殺処分ゼロ」を継続できているのでしょうか?

実は、この「猫殺処分ゼロ」の取り組みは13年も前から始められていた取組だったのです。区のボランティアや獣医の協力があってこその成果なのです。

千代田区の「ちよだニャンとなる会」が中心になって行っている活動。その内容は「野良猫を繁殖させない」ということ。猫は生まれて5ヵ月ほどで発情期を迎え、子供を産みます。年に2回のペースで出産したとして、子供がまた子供を産み、そのまた子供が…とネズミ算式にどんどん繁殖していきます。

そこで「ちよだニャンとなる会」では、野良猫を捕獲して、殺処分するのではなく、去勢・避妊処置をして、また元の場所に戻すという取り組みです。この処置した猫は「地域猫」と呼ばれ、住み慣れた地で一代限りの生涯を終えるのです。

この方法であれば、爆発的な繁殖を抑制することもでき、殺処分をしなくても自然減で対処できるという訳です。

「飼い主がいない猫」という意味では、野良猫も地域猫も同じではありますが、こういった猫と人間が共生できる環境作りをしていくというのは、いいアイディアですね。

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