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妊婦の血液検査 胎児のダウン症診断 9月から

妊婦の血液を検査することで、胎児がダウン症かどうかがほぼ確実にわかる「出生前診断」が首都圏内の医療機関で9月から始まります。

現在も、妊婦の羊水を調べることで同様の診断を行うこともできますが、妊婦の腹部に直接針を刺して羊水を検査するため、少なからず流産の危険性もあるそうです。

それに比べて、これから始まる血液検査で診断は、安全かつ簡単に診断できるということで注目を集めています。

この血液検査では、妊婦の血液にわずかに含まれる胎児のDNAを調べることで、染色体異常から起こるダウン症が99%以上の精度でわかるほか、重い障害を伴う別の2種類の染色体の数の異常も同様にわかるといいます。

対象としているのは、染色体異常の確率が高まる35歳以上の妊婦。保険対象外となるため、費用は100%自己負担となりますが、20万円前後となる見通しです。

現在行われている羊水検査に比べて、比較的簡単な血液検査。
それゆえに、診断後の結果次第では人工妊娠中絶が増える可能性も懸念されています。

国立育成医療研究センターでは、事前に時間をかけてカウンセリングをしたり、診断後のケアなどを行うことを前提として進めていく方針ですが、今後も様々な議論を呼びそうですね。


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